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「思い出のマーニー」感想箇条書き

当初観に行く予定は無かったけど、Twitter上での評判の良さと1年前に風立ちぬをお金を払って観てしまった罪滅ぼし(?)で行ってきました。
原作は未読。もちろんネタバレ含みますのでこれから見る人は戻る推奨。

風立ちぬよりは面白かった。
・アンナ役の子は演技上手。マーニー役の有村架純は役に合ってなくて微妙。
・アンナはエヴァンゲリオン乗ったらめちゃくちゃ活躍しそう。
・ふとっちょ豚のノブコは老けすぎ。40代かと思った。
・どこまでが現実でどこまでが夢なのか曖昧で中盤はイライラ。
・そもそもマーニーのいる世界は過去世界・あの世・アンナの夢・マーニーの創作世界どれなのか曖昧。
・途中、アンナが大岩夫妻のことを思い出せなかった理由が不明。
・終盤はいつサイロからマーニーの死体が出てくるのかヒヤヒヤした。
・だから途中から「原題は『夏と湿地と私の死体』だろこれ」とか思いながら見ていた。
・解決編~EDまでの流れは良かったけど駆け足気味。伏線らしきものがほとんど無いので巻きが入ったような超高速風呂敷畳みだった。

恐らくこの映画は物語の冒頭にアンナが例える輪の「内側」と「外側」の人間について、受け手がどちらかに入るかで評価は真っ二つに分かれるんじゃないかと。
「内側」の人間には何故アンナが祭りを拒否して地元の子からわざと孤立しようとするのかサッパリわからないと思う。
一方、「外側」の人間はその後アンナが海辺で「私は、私が嫌い」と涙するところで共に涙するはず。ええ、俺号泣でしたよもう。アンナ可愛いよアンナ。

アンナのような感情を持つ女の子は少女を神格化している某大御所には絶対描けない。
しかし米林監督はそれを描いた。それだけでこの映画は一定の評価は得てもいいと思う。
確かに某大御所の作品よりは描き込みや構成はもの足りないかもしれないけど、米林監督はこれが監督2作目。
それまで漫画を描いてたわけでもテレビアニメの監督をやったわけでも無いのに某大御所と比較されるのは酷というもの。
ジブリ解散なんて飛び交ってるけど、さらに成長した次作に期待します。